久しぶりのブログ更新です。
11月は新規のホームページの制作や衣装直しなどで時間を取られていました。でも時間がなくまだまだ中途半端なので、もっと時間が欲しいとあがいています。
しかしながら、ここ数カ月は私自身、精神的にも苦しんでいて、仕事が終わった後の作業としては、ただ単にHPのデザインやら画像やらをボ~ッとした心境で作るだけで、文章を書くという体力?(精神的体力)が残っていない日が続いています。
なぜかというと、今の社会現象や世相が反映していると思います。最近の不景気が、心の病とかにお金をかけて向き合う余裕がないのではないかと感じられます。
よって、相談を申し込まれる方々は、長期に症状を悪化させてしまった後だったり、ある期間までにどうしても治さなければならなくなった人だったりで、相談を受ける側にとって、治す為の時間的余裕を与えてもらえないのです。
病気をこじらせてしまい、そう簡単に改善できない状態までになっていても、短い時間で治してくれと訴えられます。時間がかかった場合、追加の費用が払えないのです。単にケチっておられるだけではなく、経済的に苦しいのだということは話を聞けば推測できます。経済的に苦しいから、心の問題にまで費用をかけれずに悪化させてしまっていたのです。
だからこそ、どうしても短期間に治してあげたいと思うのですが、思えば思うほど私の方は精神的負担が大きく、疲れ果ててしまうのです。でも、人によってはどうしても、時間の余裕がないと荒削りで終わるしかなく、最後の仕上げまで出来ないこともあります。だからこそ、こじらせないで早めに相談していただきたいものです。
今年も、夏から9月までは不登校になっている中高校生の相談。9月から10月は後期が始まる前の大学生の相談。いじめや対人緊張・恐怖によって集団の中に入れないという状況を治してきました。しかも、苦痛なくなって、早期に学校へ行けるようになることが望ましいだけに、期間限定で追い立てられます・・・・。
または、職場でのストレスから出社拒否が続き、自殺未遂をされた男性の相談。家庭内暴力を振るう学生さんの問題。等々・・・・です。もちろん時間に余裕がある相談もあります。心の問題は、”部品交換して治せる”という訳にはいきませんので、ギリギリまで追い込み悪化させないで、余裕を持って早目に相談して欲しいと願っています。
3か月前に、パニック障害を治したいという相談がありました。お話をうかがって、その時点では私は治せると判断しました。先方にもそう伝え、安心され喜んでもらったと思えていたのですが、今日現在、申込みも何らかの連絡もありません。私が治ると言ったことで、どこに行っても治せると勘違いされたのでしょう。治るのであれば何処でも治せるのだろうからと、たぶん、他所の安い料金の所に治療を受けに行かれているのでしょう。そうして、6カ月後位に治らなくて、申し込まれる方も時々いらっしゃいます。そうやって時間が経過すればするほど、治すのに時間がかかるのです。その分費用の負担も多くなるという現実を受け入れて頂かなくてはならないのです。
いまこうして久々ブログを書いていますが、現在の時間は夜11時少し前です。書き終えてから家に帰り食事をします。家にもパソコンはありますが、事務所のパソコンの方がモニターが大きいので作業がしやすいのです。
一日の仕事が終わると、夜の食事がいつも11時ごろになります。その後2時間は眠れませんので、睡眠不足にならないように時間調整が大変です。
仕事の性質上、寝不足だと、頭のひらめきも体力もなくなり力が出せません。それでは遠方からとか、無理して相談に来ていただいている方々に迷惑をかけるし、何よりも、しっかりと効果をあげられないということは許されませんので注意を払っています。何としても治っていただく!、満足して頂く!、治したい!という気力を維持できるように自己管理を頑張っています。

井手無動

2008/12/13



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